続けることでそれを表現する。
2011年 6月

「ごまめ」(仮)
石 コンクリート
内容
掘り下げて考える。
写真の石はよく見れば、コンクリートの中に砂利が混ざった石である。解体現場の
ようなところでよく見かけるが、これは角がとれて滑らかに加工されている。そし
て海辺で発見されたものである。つまり、人間が作ったものを、自然が加工して出
来上がっていることがわかる。考えてみれば、身の回りのほとんどのものは、自然
のものを人間が加工して作られている。建築にしろ、衣服にしろ、また石油製品、
さらに美術品ですら、ほとんどがその括りに当てはまるが、この石は、その括りに
当てはまらない数少ない例なのではないだろうか。
2011年 6月
これまで展示させていただいておりました、ニュートロン京都が5月末で閉店とな
りましたが、今月の池田は続きます。